交通事故発生状況-2022年5月
概要
- 5月の交通事故発生件数は23,987件で、前年同月との比較では1,614件増加し、前年比107%。5月としては過去3年間で最も多い。(図表1)
- 5月の交通事故死者数は214人で、前年同月との比較では、31人増の前年比117%。今年の1~5月では、最も多い月となった。(図表2)
- 都道府県別に「人口10万人あたりの交通事故発生件数(2022年1~5月累計)」を見ると、最も多いのは静岡県で198.9件、次に多いのは群馬県で194.7件で、両県は全国平均の93.3件の2倍以上となっている。(図表3)
- 都道府県別に「人口10万人あたりの交通事故死者数(2022年1~5月累計)」を見ると、最も多いのは岡山県(4月:2位)で1.75人、次に多いのは山梨県(4月:3位)で1.60人、3番目が香川県(4月:4位)で1.47人、4番目が高知県(4月:1位)で1.45人。順位に変動はあるものの、上位4県は4月と同じ県となっている。(図表4)
[出典]
警察庁【交通事故統計】をもとに弊社作成
算出に用いた人口は、総務省統計資料「人口推計」(令和2年10月1日現在)による
本記事のPDFをご希望の方はここからダウンロードしてください。
交通事故発生状況-2022年5月
(別途Adobe Acrobat Reader等が必要になります)
お問合せについては以下のいずれかの方法でお願い致します。
- メール:㈱ 現代文化研究所 市場戦略情報第一領域 原田
- フォーム:お問い合わせフォーム
モビリティ情報モニタリングについて
我が国の省庁等、政府系機関からは日々多種多様な情報が発信されます。(株)現代文化研究所はその中から広くモビリティに関する注目情報を所定期間にわたりピックアップ、テーマを設定しその切り口から関連情報を整理し、お伝えするものです。
直近5回の配信内容
第41回 コロナ禍での交通事故発生状況-2021年11月
第42回 交通事故発生状況-2021年12月
第43回 2021年の交通事故の傾向
第44回 交通事故発生状況-2022年3月
第45回 交通事故発生状況-2022年4月