【中国】北京モーターショー現地取材レポート:自動運転・コネクティッド訴求を強化する「新勢力ブランド」~デジタルプレミアからモーターショー展示へ(Online to Offline)~
世界に先駆け実用化を目指す「自動運転・コネクティッド」分野での訴求強化が目立つ「中国・新勢力ブランド」(中国語:造车新势力品牌)の特徴あるブランド活動を中心に取り上げました。コロナ禍で渡航しての現地視察が困難な方へ、なるべく会場現場に近い感覚でのフラッシュレポート作成に心掛けました。
レポートの主眼
- 世界最大規模の北京モーターショー(MS)が開幕。中国における国際級MSでは、例年4月に北京と上海が隔年相互に開催しているが、今年はコロナ禍のために9月開催となった。
- 今年の北京MSは、世界でのコロナ拡大および計画よりも5カ月延期の影響があり、規模を若干縮小しての開催となった。会場は展示面積を若干縮小し、コンセプトカー(概念車)やワールドプレミアカー(世界初公開車)の出展も減少した。
- しかし、中国の自動車市場は、世界でも早くにコロナ禍の影響から回復しつつあり、近数カ月から徐々に昨年同月比を上回る新車販売が続いている。特に注目すべきは、「中国新興ブランド」と称される「新勢力ブランド」(中国語:造车新势力品牌)が「自動運転・コネクティッド」分野での訴求を強化していることにある。
- 本レポートでは、NIO/蔚来、Xpeng/小鵬、WM Motor/威馬、ARCFOX(北汽新能源)、GEOMETRY/几何(吉利汽車)、NETA・HOZON AUTO/哪吒(合衆新能源)、ENOVATE/天際などの特徴あるブランド活動を中心に取り上げ、会場現場での視察レポートを作成した。
- コロナ禍で現地視察が難しい中、なるべく会場現場に近い感覚でのフラッシュレポート作成に心掛け、また、当社は1990年代からの世界の国際級MS会場調査を担ってきた経験から、独自の視点でレポートをまとめた。会場取材にあたっては、当社の現地提携先である「北京博鋭訊市場諮詢(北京BRC社)」との協業で実施した。
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担当: 株式会社 現代文化研究所 八杉 理 (やすぎ おさむ)