BEV時代を見据えた自動車中小部品製造/加工企業のイノベーション
~ケーススタディから見える取組みの方向性~
株式会社現代文化研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木知)は、去る9月9日(金)、一般社団法人特殊鋼倶楽部・ハイブリッド報告会にて「BEV時代を見据えた自動車中小部品製造/加工企業のイノベーション~ケーススタディから見える取組みの方向性~」のテーマを以て講演を行いました。その概要をお知らせいたします。
1 主旨
- 自動車産業が大きな変化に直面している。ビジネスモデルとしてはクルマ単体の販売からサービス提供(MaaS)へ、技術面ではCASE(通信/自動化/保有から利用/電動化)の流れ、アーキテクチャーではすり合わせからモジュールへと変貌している。
- こうした中でもCASE、その中でもE=電動化の流れが、自動車産業の基盤を成す中小部品加工・製造企業にとって影響が大きい。電動化により納入先企業が内燃機関関連部品に係る発注を減らすことで、部品製造・加工企業の経営基盤が大きな影響を受けるためである。
- そこで自動車産業における部品製造・加工企業にとっては次の10年20年、あるいは100年を見据えた経営戦略が必要となる。
- 今回は実際の企業取材等を事例に、いま中小の部品製造・加工企業ひいては現状の市場縮小に直面する企業が取るべき戦略等について考察を行う。
2 内容
第Ⅰ部 中小企業の現在
中小企業白書や報道等から中小企業、とくに製造業の現状を確認する。
第Ⅱ部 自動車中小部品製造/加工企業の課題~E/電動化の脅威~
CASEによって影響を受ける部品の中でも燃料タンクに焦点を当て、今後の展望を考察。
第Ⅲ部 事例研究~E/電動化への対応~
フレームワークを設定したうえで実際に部品企業さま3社を取材。現状と展望等を伺った。
第Ⅳ部 取組みの方向性~SDGsとの関連付け~
今後の方向性にとってSDGsの視点が有効であること、弊社としての貢献姿勢等をまとめた。
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BEV時代を見据えた 自動車中小部品製造/加工企業のイノベーション
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- メール:㈱ 現代文化研究所 調査研究本部 中野 直哉
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